ポイントサイトを使い慣れていない初心者の方ですと、意図としないトラブルや被害に遭うケースも0とは限りません。
ポイントサイト利用者さんの中には消費者センターのような行政機関に相談される方もいらっしゃるそうです。
一体何が原因でポイントサイトに関係する問題が起きているのでしょうか?
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- スマホ普及でポイントサイトのトラブルが増加
- ポイントサイトでどのようなトラブルが起こる?
- ポイントサイト案件でPt獲得後に使わないサービスは解約
- 匿名で怪しいリンク、不審なサイトURLクリックは避ける
- その情報正しい?2段階チェックで安全に
- 日本インターネットポイント協議会(JIPC)加盟サイトを使う
- 終わりに
スマホ普及でポイントサイトのトラブルが増加
ポイントサイトは未成年者も利用できる副業コンテンツの為、トラブルに巻き込まれるリスクも少なくありません。2019~2020年度に渡り、ポイントサービス利用におけるトラブル相談件数が急激に増加しています。
スマホが急速に普及し始めた2011年以降、若い世代のユーザーがポイントサイトを利用する割合が高くなっています。
世代別に見ても2010年以前まではパソコンからポイントサイトを利用するユーザーに限定され、ポイントサイトが身近な存在だったとは言えませんでした。
ポイントサイトが絡むトラブルは2011年以降スマホ普及を境に、インターネットへ次々と新規ユーザーが流入し始めてから増加傾向の様です。
トラブルの原因もネットに接点がなかった方が、インターネット経由でサービス利用頻度が多くなったからだとも言えます。それはポイントサイトだけに限った話ではありません。
ポイントサイトでどのようなトラブルが起こる?
国民生活センターへ以下のような事例の相談があるそうです。
事例がどのような場所から登録されてトラブルが発生したのか状況が不明ですが、無料会員登録だけでPtが貰える旨の話なら疑ったほうが良さそうです。
ポイントサイトの広告には必ずPt獲得条件等の記載が書かれています。それら獲得条件を読まないと有料コースに自動切り替えがおこなわれ、支払い請求や延滞金が発生する案件も存在します。
ですが「無料期間中に解約したのにも関わらず、高額料金が発生する」場合は消費者センターに相談も検討ください。ポイントサイト経由の案件と見せかけた悪質な詐欺サイトかもしれません。
ポイントサイト案件でPt獲得後に使わないサービスは解約
ポイントサイトはページ内に掲載された広告を経由し、商品購入、会員登録、無料体験、アプリダウンロードetc…企業サービスを利用してPtが貯められるコンテンツです。
様々な形で個人情報(メールアドレス、電話番号、住所、名前)をインターネット上の企業サイト等に提供しています。
サービスが停止するまで待つか、自分で解約されない限り数年は最低でも個人データが残り続けます。万が一、ポイントサイト経由で利用されたサービス企業側で情報漏洩が発生した場合、顧客データが抜き取られて個人情報が最悪のケース流出します。
ポイントサイトに登録して膨大な量の広告サービス利用でPtを稼いでいるなら、フィッシングメール、架空請求が届いても実は不思議なことではありません。
「ポイントサイト経由で使わなくなったサービス解約」は、ポイントサイトを安全に利用していただく為にとても大事な作業となります。
先ほど話した無料会員だけでPtが貰える件でも言えることで、早めに解約すれば少ない被害で済むはずです。
【例題】動画視聴サイト解約の場合
ここではA社と名称で呼びます。例えば動画配信サービスA社の無料会員済ませるだけで、Ptが貰えるという話だったのに支払いを請求された。
無料お試し期間中にサービスの解約手続きが「何らかの理由」でおこなえかったのだと考えられます。
実は明確な解約手順があります。A社の場合、専用アプリからだと解約手続(有料プラン解除)きができないように施されています。
A社公式WEBサイト版ページにログインして「設定」よりプラン解約手続きがおこなえるようになるのです。
匿名で怪しいリンク、不審なサイトURLクリックは避ける
「無料簡単」「寝ている間に報酬ゲット」「高額報酬」という甘い言葉だけを鵜呑みにクリックすると…
解約手続きが意図的におこなえない、怪しい有料コンテンツに登録させられてしまう危険性が。お金が増えるといったスキーム詐欺の可能性もあります。
ポイントサイトの登録という話だったのにも関わらず、クレジットカード情報を要求されるスキーム事例など、稀ですが例外ではありません。
怪しいリンクに誤ってアクセスした場合、警告が表示されることも。何もせずタブから削除、引き返せば大丈夫です。
匿名で怪しいリンク、違和感ある日本語サイト、信用できる人を除き安易にクリックしないことを推奨します。
匿名性が高いサイトやSNSでは正体を隠すことができます。その為、後先考えず悪知恵が率先し働き、目先の利益や報酬に走ることを厭わない人物が残念ながら存在します。
その情報正しい?2段階チェックで安全に
ポイントサイトを偽名で登録してもOKと謳っている匿名サイトがあるとすれば、その根拠を調べるようにしましょう。
例えばポイントサイト公式ページの登録規約を確認するなどが一般的です。通常ですとニックネームとは別に「嘘の名前、生年月日、住所で会員登録」はポイントサイト利用規約に違反した虚偽申請と認識します。
情報の裏付けはポイントサイト公式ページを最初に確認することです。利用規約に偽りの名前、架空住所で登録OKか調べてみると必ず答えが書いてあります。
言えることは正しい情報の精査、2重以上のチェックが大切です。金銭を得るサービスの会員登録では、正確なご自身の情報を使って登録を済ますのではないでしょうか…
本人確認がおこなわれ嘘の情報ではきっと引き出せません。
その先は、自己判断と責任になると思います。
ポイントサイトに登録するだけで金銭が得られる話しって本当?
ポイントサイトから配布された登録ボーナス以外、金銭(現金・ギフト券等)が絡む紹介が、全サイトではありませんが原則禁止とされています。
例外としてポイントサイト側の紹介規約で、「金銭を独自で配布が禁止とされていなければ多少OK」なんです。
とあるポイントサイトでは紹介制度(お友達紹介)の取り扱いについて言及されています。
交換条件を提示し登録を促している行為を禁止とされているみたいですね。
仮にポイントサイト規約で登録させる目的の現金配布がOKだとすれば、紹介者はルール違反ではないので問題なし。
が…この記事を読んでわかる通りその先で何が起きても自己責任です。安全の保証を約束できません。
日本インターネットポイント協議会(JIPC)加盟サイトを使う
日本インターネットポイント協議会(JIPC)はポイントに付帯するサービス事業者が加盟している団体です。
JIPCのマークが付いたポイントサイトを見たことありませんか?
JIPCに所属しているサイトでは主に、取り扱われているPtに対する保証です。
例えば、ポイントサイト事業者のサービスが廃止、変更となった1ヶ月前までに利用者への告知義務、誠実に取り組まれてい企業が推薦で協会に加盟できます。
安全なポイントサイト基準としてJIPCのマークが付いたサイトを選ぶと安心です。
【JIPCに加盟しているポイントサイト·事業者】
ポイントサイト名 | 事業者 |
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ハピタス | 株式会社オズビジョン |
ちょびリッチ | 株式会社ちょびリッチ |
ワラウ | 株式会社オープンスマイル |
GetMoney | インフォニア株式会社 |
ECナビ | 株式会社DIGITALIO 株式会社CARTA HOLDINGS |
ポイントタウン | GMOメディア株式会社 |
ポモチ | 株式会社オモチ |
モラタメ·テンタメ(モニターサイト) | 株式会社ドゥ·ハウス |
Powl(アンケートサイト) | 株式会社テスティー |
マイグリーンスタンプ | グリーンスタンプ株式会社 |
JIPCに未加盟のポイントサイトだからという理由で安心·安全ではないとは一概に言えません。加盟していないサイトが大半を占めています。
Ptが貰えなかった問題に対して柔軟に対応してくれるケースが多いのが、JIPC加盟サイトという印象です。
終わりに
ポイントサイトはお小遣い稼ぎとして便利なツールです。
しかし、すべて無料でPt(お金)が貰える慈善事業ではなく、サービスを使う対価としてPtが付与される成功型報酬と呼ばれた仕組みの副業。
トラブルを防ぐにはポイントサイトに記載された獲得条件、ルールを一通り読んでからご利用ください。
匿名で発信された情報はすべて鵜呑みにせず、下調べしてからサービス利用を検討することです。その行動もトラブルを防げます。
身に覚えのない支払い請求など金銭トラブルに巻き込まれてしまった場合は警察、消費者センターに相談してください。家族でも構いません。
ポイントサイトではPtに関するトラブル相談のみ問い合わせ可能です。 poitaro.hatenablog.jp